費用対効果とは(魚拓)

支出した費用に対して得られる効果のことを「費用帯効果」という言い方もする。

例えば1万円の支出で10万円の利益が得られる方が、5万円の利益が得られるよりも費用対効果が高いと言える。
厳密には原価率や利益率などを算出して論じられるべきだが、経験則から比較結果が明白な場合に「AよりもBの方が費用対効果が高い」というような言い方が用いられる。

費用対効果に密接に関わってくるのが下記の概念になるので覚えておくといい。

■ROI

Return On Investment(リターン・オン・インベストメント)の略。投資利益率のことで「ROI=利益÷投資」。
ROIがマイナスになるのは投資によって損失が出た場合であり、通常はありえない。
基本的な判断基準は「ROI > 1」かどうかで判断する。
「ROI = 1」の場合、利益と投資額が一致しており結局は「チャラ(収支トントン)」ということになる。

「ROI=PPC広告経由の利益(粗利)÷PPC広告費」

例えばPPC広告で10万円を使って売れた商品が100万円だったとする。
この商品の利益率が20%であれば、PPC広告経由の利益は100万円×20%=20万円。
したがってROI=20万円÷10万円=2。ROIが1よりも大きいため、この投資(PPC広告)は効果があったと判断できる。

■原価率

ROIと似ているが意味合いが異なる概念に、原価率がある。
PPC広告の場合でいうと「商品やサービスを販売するために広告費をどれくらい払ったか」の割合のこと。

「原価率=PPC広告費用÷販売額」

であるから、例えば新規顧客に合計100万円を売るために10万円のPPC広告費用がかかれば原価率は10%(=10万円÷100万円)となる。
PPC広告の費用対効果を測定する上で最も重要な概念。

■コンバージョンレート

コンバージョン(conversion)とは「転換」という意味なので直訳すると「転換率」。ステータスが変化するという意味から「成約率」や「達成率」という意訳が適しているかもしれない。
例えば、資料請求を目的とするPPC広告の場合、ホームページ訪問者のうち何人が実際に資料を請求したかの割合。200人中10人が資料を請求すれば、コンバージョン・レートは5%。
資料請求以外の目的でも、それぞれの目的を達成する割合であり、商品の販売であれば購買率となる。
ホームページへの訪問者のうち何人が実際に商品を購入するかの指標。

購買率=購入者数÷訪問者数

なので、訪問者100人中で4人が購入すれば購買率は4%になる。

■クリック率

リンクがクリックされる割合のこと。CTR(Click Through Rate)とも呼ばれる。

「クリック率(CTR)=クリック回数÷表示回数(imp)」

となる。例えばバナーが100回表示される間に6回のクリックがあればクリック率は6%。
インプレッション重視型のDSP、クリック重視型のDSP、といった使い方もされる。

クリック率の向上には内容に合わせた「適切なタイトル・ディスクリプションの設定」が大きく関わってくる。